22日に開幕を迎えるアメリカ・メジャーリーグサッカー（MLS）。高丘陽平や久保裕也に加えて、吉田麻也や山根視来までもが加入することになり、大きな注目を集めている。また、インテル・マイアミにはリオネル・メッシ、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツ、ルイス・スアレスが集結するという往年のファン感涙のメンバーになっている。
今回はそんなMLSの中で「リオネル・メッシを除いて最も市場価値が高い10名の選手」をご紹介する。もちろん1位はメッシなので、全体では11位から2位の選手だ。
11位：ヘスス・フェレイラ
クラブ：FCダラス
国籍：アメリカ
年齢：23歳
ポジション：ストライカー
市場価値：900万ポンド（およそ17.04億円）
出身はコロンビアで、父親はその代表選手だったダビド・フェレイラ。幼少期にアメリカへと渡り、FCダラスのアカデミーで育成されたという経験を持つストライカーだ。2020年に若くしてアメリカ代表にもデビューした23歳の期待の若手。
10位：タレス・マグノ
クラブ：ニューヨーク・シティ
国籍：ブラジル
年齢：21歳
ポジション：ウインガー
市場価値：1000万ポンド（およそ18.93億円）
ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマで若くしてレギュラーを掴み、U-17代表では大活躍を見せたタレス・マグノ。欧州の様々なクラブが関心を抱いたものの、2021年にニューヨーク・シティへの移籍を選択。MLSで順調なキャリアを進めている。
9位：デニス・ブアンガ
クラブ：ロサンゼルスFC
国籍：ガボン
年齢：29歳
ポジション：ウイング
市場価値：1000万ポンド（およそ18.93億円）
フランス・リーグアンで実績豊富なブアンガ。ル・マンの下部組織で育ち、ロリアンやニーム、サンテティエンヌなどで活躍した後にアメリカへ移籍した。昨年はCONCACAFチャンピオンズリーグで得点王に輝いている。
8位：ウーゴ・キュイペルス
クラブ：シカゴ・ファイアー
国籍：ベルギー
年齢：27歳
ポジション：ストライカー
市場価値：1100万ポンド（およそ20.83億円）
昨年まではベルギーのヘントでプレーしていたことで知られているストライカー。2022-23シーズンには得点王にも輝いた選手であるが、27歳でアメリカを新天地に選択。今季初のMLSでの戦いに挑む。
7位：リキ・プーチ
クラブ：ロサンゼルス・ギャラクシー
国籍：スペイン
年齢：24歳
ポジション：セントラルミッドフィルダー
市場価値：1200万ポンド（およそ22.72億円）
バルセロナを退団してアメリカへと渡ったリキ・プーチ。まだ24歳という若さで新天地を求めた彼は、スペイン時代とは違って毎試合のように出場できる環境を心から楽しんでいるようだ。
6位：セバスティアン・ドリウッシ
クラブ：オースティンFC
国籍：アルゼンチン
年齢：28歳
ポジション：攻撃的ミッドフィルダー
市場価値：1200万ポンド（およそ22.72億円）
リーベル・プレートで活躍を見せた攻撃的MF。2017年にはロシアリーグのゼニト・サンクトペテルブルクへと移籍したが、2021年にアメリカ行きを選択。創設されたばかりのオースティンFCで中心選手となった。
5位：ハニー・ムフタル
クラブ：ナッシュヴィルSC
国籍：ドイツ
年齢：28歳
ポジション：攻撃的MF
市場価値：1200万ポンド（およそ22.72億円）
MLSに参入したナッシュヴィルSC初の「マーキー・プレーヤー（サラリーキャップ制に該当しないスター選手枠）」。2022年には33試合で23ゴールを決めて得点王に輝いたほか、3年連続のベストイレブンに選出されている。
4位：クチョ・エルナンデス
クラブ：コロンバス・クルー
国籍：コロンビア
年齢：24歳
ポジション：ストライカー
市場価値：1300万ポンド（およそ24.61億円）
マジョルカとヘタフェで久保建英とともにプレーしたことで知られているコロンビア人FWクチョ・エルナンデス。2022年にワトフォードからアメリカへと移籍し、2023年には27試合で16ゴールとその得点力を見せつけた。
3位：ファクンド・トーレス
クラブ：オーランド・シティ
国籍：ウルグアイ
年齢：23歳
ポジション：ウインガー
市場価値：1400万ポンド（およそ26.51億円）
ペニャロールから若くしてアメリカへと渡ったアタッカー。20歳でウルグアイ代表に選ばれた彼は、ヨーロッパからの誘いもあったもののアメリカを移籍先として選択。オーランド・シティで2シーズンに渡ってゴールを量産し、昨季は14得点を記録した。
2位：ティアゴ・アルマダ
クラブ：アトランタ・ユナイテッド
国籍：アルゼンチン
年齢：22歳
ポジション：攻撃的MF
市場価値：2700万ポンド（およそ51.12億円）
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メッシを除けばMLSで最も価値が高い選手はアルゼンチン代表期待のアタッカーであるティアゴ・アルマダだった。前線であれば様々なポジションをこなせ、俊敏な動きと高いテクニックでゴールとアシストを量産できる。昨季は12ゴール16アシストとまさに無双状態だった。
