カウアン・オカモト、BreakingDown COOによる「陰湿な嫌がらせ」訴え→少なくとも2人が反論、主張に食い違い

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が、格闘技大会運営の「BreakingDown(ブレイキングダウン)」COO・溝口勇児氏から「嫌がらせ」を受けたとXで発信し、波紋が広がっている。その場に居合わせた知人が当時の状況を証言したほか、溝口氏は反論しており、主張は食い違っている。

「虚言癖のクソガキ」「1ミリにてめぇには興味ねぇ」

カウアン氏は23年9月、溝口氏に陰口をたたかれていると訴えていた経緯があり、その経緯を詳細に説明した形だ。

2月21日、カウアン氏はXで「僕もずっと我慢していましたがもう我慢の限界です 溝口氏に罵倒されたことや今までの嫌がらせをここに全部話させて頂きます」と切り出し、経緯を説明した。

Xのポストによると、事の発端は、旧ジャニーズ性加害問題で23年4月、カウアン氏が被害を告発したことによるという。「溝口氏が僕や被害者のことをよく思っていなくて裏で悪口を言っていると耳にはさむ様になりました」とした。7月に溝口氏が共同でCEOを務める「XANA JAPAN」のメタバース音楽番組にゲスト出演した際、他のジャニーズタレントの起用が考えられていたが、カウアン氏の出演により頓挫したと溝口氏が聞き激怒した、とした。8月にブレイキングダウンのアフターパーティーで会った際に共通の知人から溝口氏を紹介したいと言われ挨拶に向かったところ「知らない」と言われたとも説明した。9月、溝口氏と因縁があるから戦いたいと宣言したことがニュースになると、溝口氏に「意味のわからない発言や虚言を吐くな」などと言われたという。

その後仲介者が溝口氏のいる場にカウアン氏を呼び、挨拶したところ「虚言癖のクソガキ」「1ミリにてめぇには興味ねぇ」「お前誰だよ」「お前なんか大物にならねぇ」などと罵倒され、周りが止めに入ったとする。周りがカウアン氏の味方をする中、溝口氏に「おまえが帰るか俺が帰るかどっちにしろ」と言われ、帰ろうとする間も罵倒されたとした。

その後溝口氏がカウアン氏の悪口を言いふらしていると関係者から聞くようになり、ブレイキングダウンも出禁にされたとしている。「本人たちが溝口氏に僕の悪口を言われてドン引きして直接僕に話してきました」とも説明している。

「たまたま現場にいた人間として中立的な証言と事実のみを書くけど...」

続けて、カウアン氏は「きっと溝口氏はこれをみて『みんなが俺について虚言を言ってくる』など聖人のような発言をするとは思いますが証人も沢山いますし虚言ではなくてただの事実です」とした。

21日、XAZA JAPAN CEOのRio氏はXで「お互いを知り、背景をよく知らず、たまたま現場にいた人間として中立的な証言と事実のみを書くけど」と切り出した。

Rio氏は次のように書き込んだ。

「言いがかりでニュースでネタにされて不快だった溝口さんは、仲介者さんの頼みで渋々、会って話してもいい、と承諾した」
「そこにカウアンがいつものスタイルでガム噛みながらタメ口で登場したから、日本人の目には『和解の場と聞いて時間作ったのに、ケンカ売られてる』と普通は感じる。それでああなってしまうのは避けようがなかったという感じだった」

溝口氏は同日、Xで「よくこれだけ適当なことを書けるなって驚いてる」とし、「人で溢れたBreakingDownのアフターパーティーで、いろんな人に声かけて頂く中で、見ず知らずの人に声かけられて神対応するほど、おれはいい人でも暇でもない」とした。

さらに、溝口氏は次のように反論した。

「『カウアンが謝りたいと言ってる』と言われて、正直興味もなければ会いたくもない中で、さらに指定された場所がキャバクラだったから、より渋々行ったのだけど、そしたら遅れてきたカウアン君から、ニヤニヤしながらおれの方を見て、『お疲れ様ー』といきなりタメ口聞いてきて。その後も一度も謝罪されることなく、終始タメ口でガムを噛みながら居座ったから、さすがに我慢できずに『おまえ仲介者の顔を潰してるのわかってんのか』と伝えたら、『えっ、そうなの?』と悪びれることなく言い放って」

「大人の最低限の礼儀を教えようとしばらくは彼に伝えたけど、ヘラヘラすることやタメ口やガムを噛むことさえ指摘してもやめないから『気分が悪いから帰れよ』とムカついたから伝えたわけで それでも出禁にした事実もなければ、悪口や陰口も言ってない。だってそもそも存在を忘れてたから」

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