人形やつるし飾りで華やかに 栃木・白石家戸長屋敷の「ひな祭り」

屋敷内を華やかに彩るつるし飾り

 【栃木】桃の節句に合わせ、大平町西山田の市おおひら郷土資料館「白石家戸長屋敷」で、ひな人形やつるし飾りを展示する「戸長屋敷のひな祭り」が開かれている。3月10日まで。

 戸長屋敷の母屋と大玄関に昭和時代に作られたひな人形3セットを展示。つるしびな約40点も飾られ、屋敷は華やかな装いになっている。

 つるしびなは地元住民でつくる「青木須眞子(あおきすまこ)と仲間たち」が制作し、屋敷への展示は今年で10回目となった。

 同館の青木一忠(あおきかずただ)さん(62)は「敷地内には白梅やフクジュソウも咲いている。屋敷で春の気配を楽しんでもらいたい」と話している。

 午前9時~午後4時半(3月から5時)。月曜休館。大人100円、小中学生50円。(問)同館0282.43.8686。

屋敷内を華やかに彩るつるし飾り

© 株式会社下野新聞社