高校生の就職内定率、91.1% 23年末時点、文科省が調査

 今春卒業予定で就職を希望する高校生の2023年12月末時点の就職内定率は91.1%だったことが22日、文部科学省の調査で分かった。22年同時点より0.2ポイントの微増だった。

 23年5月に新型コロナが5類に移行し、社会経済活動の制約もなくなった。担当者は「一時苦戦していた観光や宿泊、飲食業の求人も戻ってきている」としている。

 調査は、全国の国公私立高を卒業予定の92万8080人のうち、就職を希望する12万9233人を対象に実施。内定者は11万7713人となった。男子が91.8%、女子が89.8%だった。

 学科別では工業96.6%、商業94.5%、農業93.5%と続いた。

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