連合香川が中小企業を中心に5%以上の賃上げ要望「物価高騰などの影響で働く人たちの暮らしは苦しくなっている」

「連合香川」が県内の経営者団体に対して、中小企業を中心に更なる賃金の引き上げを求めました。

連合香川の福家良一会長が、香川県経営者協会の本田典孝会長に要望書を手渡しました。

「連合香川」は、「去年の春闘では賃上げ率が30年ぶりの高い水準になったものの、物価高騰などの影響で働く人たちの暮らしは苦しくなっている」としています。そのため、2023年を上回る賃上げが必要だとして、5%以上の賃上げを求めました。

また、ジェンダー平等や多様性の推進など、働く環境の改善なども要望しました。

(連合香川/福家良一 会長)
「企業規模によって賃上げの額は違ってきている。中小企業もしっかり価格転嫁できて、それが働く人にも賃金として回っていくような、そういう年にしたい」

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