いよいよオープン戦「あしたの自分の100%を」2年目・益田武尚 “休日返上” で自主トレ 広島カープ 沖縄キャンプ 中村貴浩は打撃フォーム固め

広島カープの沖縄キャンプ、22日はオフですが、“休日返上” で自主練習をしている選手たちを、現地にいる 石田充 アナウンサーが取材しています。

石田充 アナウンサー
きょうは、キャンプ最後のオフです。オフらしい格好にわたしもなっていますけども私物です。選手たちは、宮崎・日南キャンプスタートから数えると3週間が過ぎましたから疲労もピークかと思うんです。思うんですけれども、選手たちにとって、あす23日から始まるオープン戦は、競争の本当に最後のアピールチャンス。オープン戦に備えて休日返上でトレーニングする姿があります。

23日、いよいよオープン戦がスタート。注目は、初戦の先発を託される2年目の 益田武尚 です。きょうは練習場に着いてから1時間以上ボールを使わず、しっかりと体を温めます。

その後はキャッチボール。即戦力として期待されたルーキーイヤーは、8試合の中継ぎ登板に終わりましたが、腕を下げた新たなフォームで臨む2024年、新井監督は、「ブルペンでも実戦でもいいものを見せている」と評価し、オープン戦の初陣を託しました。

現状、先発かリリーフか、起用法は確定していませんが、益田の適性を見極める大事なマウンドになりそうです。

広島カープ 益田武尚 投手
「(きのうのブルペンで)投げ終わりにちょっと(体が)流れてシュート回転することが多かったので、“体重移動を前に” というところと、“強いシュートが投げられるように” っていうところだけ意識しました。キャンプ、たぶん最終登板というか、最後のクールになるので最後、しっかり新井さんにアピールできるように、自分のあしたの100%を出せるようにやれればいいかなと思います」

この時期から猛アピールをしたいのが、黒原拓未(24) 。練習試合で好投した3年目の左腕も、23日以降のオープン戦に備えてコンディションを整えました。

一方、野手では外野手争いを繰り広げている1人、中村貴浩 も休日返上。ここまでの練習試合では3試合で1安打。オープン戦で結果を残すため、1時間以上、フォームを固めるためバットを振りました。

広島カープ 中村貴浩 選手
「バッティングフォームで修正するところがあったので。足が着いてすぐ振っちゃうんで、そこの “間” がほしいなと思って、やったって感じです。こんな感じで打ったらいいのかなっていうのはわかったので、これがどう結果に出るかわかんないですけど、結果に結びつけばいいかなと思います。アピールしたいっていう気持ちはないんですけど、なんか自分のやることをしっかりやるっていう…。きょう、練習したことも試合で出せるようにやっていくって感じですね」

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青山高治 キャスター
あしたからオープン戦なんですね。

中根夕希 キャスター
あっという間です、気が付けば。やっぱり若い選手は自分の課題と向き合って、もがいている感じが伝わってきます。

青山高治 キャスター
本当に若手選手の名前をよく聞くキャンプになっていますよね。

コメンテーター 吉宗五十鈴 さん(「雪月風花」店主)
覚えるのに一生懸命なんですけれども、今、出ていなかった 田村俊介 選手とか侍ジャパンに選ばれて、注目して見ていきたいなとか、矢野雅哉 選手がしっかり練習されているので応援したいなとか、これから楽しみでずっと見ていきたいなと思います。

青山高治 キャスター
カープ女子としては今、新しい名前を覚える時期でもあるわけです。新外国人もルーキーも本当にがんばっています。

中根夕希 キャスター
オープン戦となると他球団との対戦ですのでより実戦、もう本番に近い状態になると思うので、そういう意味でどの名前が挙がってくるのか、そして新井さんを満足させられる選手は誰なんだろうと思ったり、そういう楽しみもありますよね。

青山高治 キャスター
あと、個人的には石田アナウンサーが毎年1回、必ず私物のカープグッズ着て出るというのが…。毎シーズン、必ずどこかでやりますね。

中根夕希 キャスター
しかも、いっぱい持っているっていう…

青山高治 キャスター
このあともまたキャンプ情報をお伝えします。

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