宮城野親方らの処分協議へ 23日に相撲協会臨時理事会

宮城野親方(左)、北青鵬

 日本相撲協会は23日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、弟子の幕内北青鵬(22)=本名アリューナー・ダワーニンジ、北海道出身=の暴力行為に対する監督責任で宮城野親方(元横綱白鵬)の処分を協議する。

 調査を委嘱されたコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長)は2階級降格と減俸、北青鵬に引退勧告の処分案をまとめたことが判明している。

 2階級降格となれば、38歳の宮城野親方は委員から最下位の年寄に落ちる。相撲協会の処分は7段階に分かれ、降格は解雇、引退(退職)勧告に次いで3番目に重い。史上最多の優勝45度を誇り、現役時代に数々の記録を樹立した大横綱に厳罰が下る可能性がある。

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