「里親」活動を支援 後援会が2団体に30万円寄付 「今後も制度の啓発・支援を」/岡山・津山市

岡山県津山市の美作大学で20日、「美作地区里親後援会」(福井巌会長)が、同地区の里親会と同大学里親支援サークルの活動資金を援助しようと、両者に計30万円を寄付した。

贈呈式に関係者10人が出席。福井会長は「今後も里親制度の啓発・支援に努めてまいります。ご活躍をお祈りしています」と寄付金を里親会の寺元隆子会長と同サークルに所属する学生に手渡した。

寺元会長は「みなさまのご厚意に感謝します。養育する子どもたちのために大切に使わせていただきます」。サークルの顧問・有岡道博准教授は「大変ありがたく思っています。これからもみなさんと手を取り合って里親、里子の支援に取り組んでまいります」と話していた。

美作地区里親会は、同地区で子どもたちを養育する人たちが集まり、情報共有や子どもたちの生活の充実を図るなどの活動を行っている。

地区内では、親族里親と養子縁組も含めて約50世帯が登録している。また、大学の里親支援サークルは1~3年の学生33人が所属し、イベントの企画などをして同会の手助けを行っている。

支援金を受け取る美作大学里親支援サークルの学生

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