中央企業10社、AI活用事例を社会に開放へ―中国

中国の中央企業10社が提案書に署名し、AIの活用事例を積極的に社会に開放することを表明しました。

国務院国有資産監督管理委員会は19日、中央管理企業(中央企業)の人工知能(AI)をテーマとした特別推進会議を開催し、中央企業のAI分野におけるより良い発展とより大きな役割発揮の実現を推進する必要性を強調しました。招きに応じて出席した中国科学院の「院士」がAIの革新と発展状況について紹介しました。

会議によりますと、AIの発展を加速・推進することは、同委員会管理下の中央企業が機能的使命を果たし、戦略的チャンスをつかみ取り、新たな生産力を育成し、質の高い発展を推進する上で必然的な要求です。中央企業は、AIがもたらす深刻な変革を積極的に受け止め、次世代AIの加速と発展を一層際立たせ、革新的戦略、活用モデル、人材誘致を絶えず強化し、AI産業クラスター構築に力を入れ、需要の規模が大きく、地域経済発展に関する産業条件が整い、活用場面が多いという強みを生かし、率先して伝統産業でAIを活用し、データ駆動、ヒトと機械の協同、業界間の融合、共創共有というスマート経済形態の構築を加速しなければなりません。

会議では、AI分野のトップ企業および中央企業の代表者が交流と発言を行ったほか、中央企業10社が提案書に署名し、AIの活用事例を積極的に社会に開放することを表明しました。(提供/CRI)

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