阪神・大竹、調整ペースアップ 主力投手の自覚「責任持って」

ブルペンで投球練習する阪神・大竹=宜野座

 最終クールに突入し、調整ペースを上げてきた。阪神の大竹が22日、沖縄・宜野座キャンプでブルペンに入り63球を投じた。1月に左肩のガングリオン(良性腫瘍)を切除した影響でゆっくり調整してきたが、この日は出力を上げ、投手コーチを打席に立たせるなど実戦も意識。「きょうは良かった。キャンプ中に100球は投げられるように」と明るく話した。

 現役ドラフトで加入した昨季は自己最多の12勝を挙げてリーグ優勝、日本一に貢献。岡田監督は、開幕には十分間に合う見通しを示し、変わらぬ信頼を強調する。「だからこそ責任を持ってやる」と大竹。強い自覚を示して先を見据えた。

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