能登半島地震の被災地を支援 宮城・南三陸町から災害ボランティアが出発

能登半島地震の被災地を支援しようと、宮城県南三陸町から石川県珠洲市に向け災害ボランティアが派遣されました。

南三陸町社会福祉協議会では、石川県珠洲市で活動するボランティアを町民限定で募集し、17人が参加することになりました。

参加者は22日にトイレ付きのバスで現地に向かい、車中で寝泊まりしながら3泊4日でがれきの撤去や炊き出しなどを行います。

東日本大震災の経験を生かし、町の人たちが手作りしたアームカバーや被災地に向けたメッセージなども届けられます。

「今回何かしたいなという気持ちが強くて、微力なんですけども少しでも力になれば良いなと思って参加しました」

南三陸町社会福祉協議会高橋吏佳地域福祉係長「東日本大震災から13年、私たちも多くの人たちのご支援をいただきながら歩んできたと思っています。私たちが受けてきた支援を、少しでも返していけたら良いのかなと思っています」

今後の災害ボランティアの派遣について、社会福祉協議会では被災地の状況に合わせて検討していきたいとしています。

© 株式会社東日本放送