インフルエンザ患者数 秋田市が突出

新型コロナウイルスの感染者とインフルエンザ患者の数は、県全体ではともに前の週から少なくなりました。ただ、インフルエンザは保健所別で秋田市が突出して多く唯一、注意報が出されています。

県によりますと18日までの1週間に51の医療機関で確認された新型コロナの感染者は478人で、前の週から15%減りました。1医療機関あたりの感染者は9.37人で、減少は5週ぶりです。

感染者はほとんどの保健所で減っていますが湯沢と秋田中央は増えています。10人以上が感染する集団発生は県全体で新たに15か所で確認されています。

インフルエンザ患者の数は県全体で前の週より18%減り、1医療機関あたりの患者数は5.45人です。4週連続の減少となりましたが、秋田市保健所管内は1医療機関あたりの患者数が14.4人と前の週よりも増え、唯一10人を超えていて注意報が継続して出されています。

県は「全体としては減っているが、こまめな手洗いや換気を心がけてほしい」と呼びかけています。

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