有機フッ素化合物 新たな調査結果を公表 広島・東広島市

広島県東広島市で人体への影響が懸念されている有機フッ素化合物が高濃度で検出されている問題で、新たな調査結果が公表されました。

21日に新たに判明した検査結果によりますと、米軍川上弾薬庫近くでこれまでに高い濃度が検出されていた地区の井戸13カ所のうち12カ所で国の暫定指針値を上回ったということです。

そのうち1カ所では指針値の300倍となる1万5千ナノグラムが検出されました。

飲用水として使用されていましたが、1月飲用中止を呼びかけたということです。

東広島市は学識経験者らでつくる委員会を設置し、汚染が黒瀬川水系にも広がっていないか来週にも調査を始めたいとしています。

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