倉敷市長選 伊東氏が5選出馬表明 4月21日投開票

伊東香織氏

 倉敷市の伊東香織市長(57)は22日、任期満了に伴う同市長選(4月14日告示、同21日投票)に、5選を目指して無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選への出馬表明は伊東氏が初めて。

 22日の市議会代表質問への答弁で「西日本豪雨からの復興復旧などに全力で取り組んできたが、まだ課題が山積している。市民からの支援や協力がいただけるなら、今後の4年間も皆さんと一緒に頑張っていきたい」と述べた。

 その後に市役所内で記者会見し、地区防災計画や個別避難計画の策定促進、待機児童対策、公共施設の再編整備といった政策を説明。「復興は着実に進んでいる。人口減少や少子化社会への対応など未来を見据えたまちづくりにも力を入れたい」と話した。

 伊東氏は福岡市出身。東京大法学部を卒業し、1990年に郵政省(現総務省)入り。2003年4月から倉敷市に出向し、総務局長、収入役を務めた。08年の市長選に初当選した。

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