「持続可能な盛岡」へ 内舘市長が所信表明 新年度予算を審議・市議会3月定例会始まる

盛岡市議会の3月定例会が22日始まり、就任後初めて予算編成の指揮を執った内舘茂市長が所信表明演説で持続可能なまちづくりへの決意を述べました。

(内舘茂 盛岡市長)
「地域課題に真正面から向き合い、創意工夫を凝らした取り組みを構築し、持続可能なまちづくりに向けたあらゆる施策の積極的な展開に全力を傾注する」

内舘市長は所信表明演説で市民と民間事業者、行政がそれぞれの強みを生かして「新しい盛岡」をつくっていく必要があると強調しました。
さらに総額およそ1213億円の新年度当初予算案に盛り込んだ「こども相談室」の設置や予約型の乗り合いタクシー実現に向けたニーズ調査、そして新たな工業用地の確保と誘致企業のニーズ把握で持続可能なまちづくりを進める考えです。

22日は予算案など合わせて37の議案が市から提案され、このうち今年度の一般会計補正予算案など2件が可決されました。
市議会3月定例会の会期は3月27日までの35日間です。

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