飲食店従業員に賃金未払い 最低賃金法違反の疑いで経営者の男 書類送検

奈良労働基準監督署は22日、最低賃金法違反の疑いで飲食店経営などを行う平群町の会社とその経営者の男を書類送検しました。

監督署によりますと経営者の男は、飲食店の正社員やパート従業員5人に対し、2022年9月から11月までの3カ月分の賃金あわせて約113万円を支払っていなかった疑いがもたれています。不払いはこの5人を含め従業員17人あわせて約500万円にのぼるとみられます。2022年12月、監督署が是正勧告を行いましたが、是正が確認されなかったということです。

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