共産党県委員会 元県議 宮本次郎さんが委員長に就任

共産党県委員会は22日記者会見を開き、元県議会議員の宮本次郎さんを新たな委員長に選出したと発表しました。

宮本さんは49歳、2007年から生駒郡選出の県議会議員を3期12年務めました。これは2月18日に開かれた奈良県党会議で決まったもので、宮本さんは近畿各府県の委員長の中で最も若く、若い世代が次の党活動を担うことを目指すということです。党県委員会は次の衆議院選挙に向け、県内全ての選挙区での候補者擁立を決めていて、宮本さんは今後の方針について次のように話しました。

共産党県委員会 宮本次郎 委員長

「今の自民党政治の行き詰まりを打開するためにも、政治を変える政権交代、野党共闘の前進。その共闘を前進させるためにも共産党自身がもっと強く大きくなって情勢を切り開いていきたい」

なお、前委員長の細野歩さんは党中央委員会の勤務になるということです。

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