２１日の中国外務省サイトによると、中国の馬朝旭外務次官はブラジルのリオデジャネイロで２０日、同国のビエイラ外相と会見した。
馬氏は次のように表明した。今年は中国ブラジル国交樹立５０周年で、中国はこれを契機に両国元首の重要な共通認識（コンセンサス）を実行に移し、発展戦略の連携を一段と強め、各分野の協力を深め、両国関係を新たな段階に進めたい。中国はブラジルの２０カ国・地域グループ〈Ｇ２０〉議長国としての取り組みを支持し、今年のＧ２０サミットの成功を後押しする。
ビエイラ氏は次のように表明した。ルラ大統領の昨年の訪中は十分成功を収めた。中国と引き続き二国間、多国間の各分野で協力を強めたい。Ｇ２０議長国として、ブラジルは中国とＧ２０における協力を強め、グローバル経済ガバナンスに貢献することを期待する。
同日、馬氏はブラジル外務次官でＧ２０担当調整官のリリオ氏とＧ２０の協力について深く意見を交換した。〔東京２月２１日発中国通信〕
