彩り鮮やか168点 八日市つるし雛まつり【花巻】

色鮮やかな作品が会場を彩る八日市つるし雛まつり

 第19回八日市つるし雛(びな)まつりは、花巻市石鳥谷町の八日市いきいき交流館(八日市振興センター)で開かれている。色鮮やかなつるし雛が会場を彩り、来場者が一足早いひな祭りの雰囲気を満喫している。3月3日まで。

 地元の女性9人でつくる八日市つるし雛同好会が主催し、2006年から毎年開催している。会員が丹精込めて仕上げた大小のつるし飾りや七宝まり、雛人形など168点を出展している。

 つるし雛は長さ1メートルほどの7本のひもに、布で作った人形49個が飾り付けられている。竹の子は「真っすぐ成長するように」、サルは「厄災が去るように」など、人形には子どもの健やかな成長への願いが込められている。会場では同好会員が制作したストラップなども販売しており、来場者は写真を撮るなどしながらじっくりと鑑賞していた。

© 岩手日日新聞社