ナワリヌイ氏母、遺体と対面 当局が葬儀なし埋葬を強要と非難

[モスクワ 22日 ロイター] - 獄死したロシア反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の母リュドミラさんは22日、ナワリヌイ氏の遺体と対面したことを明らかにし、当局から葬儀を行わず埋葬するよう強要されたと述べた。

リュドミラさんは動画共有サイトのユーチューブに投稿した動画で、21日夜に遺体安置所で遺体と対面し、死亡診断書を見せられたと明らかにした。ナワリヌイ氏の側近によると、死亡診断書には自然死と記載されていたという。

リュドミラさんは、埋葬をどこでいつ、どのように行うか、当局が条件を課してきたとし「秘密裏の埋葬に同意しなければ、遺体がどうなるか分からないと脅迫された」と非難した。さらに、遺体をすぐに引き渡すよう改めて要求した。

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