富山県の高岡おとぎの森公園にタリーズコーヒー、25年4月開店

高岡おとぎの森公園に出店するタリーズコーヒーのイメージ図

「ベビーファースト」がコンセプト

 富山県高岡市の高岡おとぎの森公園に、タリーズコーヒーが出店することになった。オープンは2025年4月。「ベビーファーストカフェ」がコンセプトで、ベビーカーでも移動しやすく、おむつを1枚から買うことのできる店舗となる。市が22日、発表した。

 同店は「パークPFI」の仕組みを活用する。都市公園で飲食店などの収益施設を設ける事業者を公募する仕組みで、民間活力を生かす。

 高岡市の公募の結果、いなほ化工(同市駅南)と塩谷建設(同市石瀬)による「ベビーファーストプロジェクト」の計画が選定された。フランチャイズで「タリーズコーヒー高岡おとぎの森店」を運営する。

 24年度は公園の駐車場を増やす工事も行われる。休日の駐車場不足が課題になっているため、市が多目的スペース「にぎわい広場」を再整備し、100台分を用意する。当初予算案に2億円を盛り込んだ。

タリーズコーヒーの出店が決まった高岡おとぎの森公園

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