【NARグランプリ】吉村智洋騎手が最優秀勝利回数騎手賞…「挑戦しないと成功という結果もついてこない」

2月22日、地方競馬全国協会は地方競馬で活躍した競走馬や厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2023」を、都内ホテルで開催。2年連続年度代表馬に選ばれたイグナイター(牡6・兵庫・新子雅司)を始め、南関無敗の三冠馬となったミックファイア(牡4・大井・渡邉和雄)など、各部門に選出された関係者の表彰式が行われた。最優秀勝利回数騎手賞を獲得した吉村智洋騎手(兵庫)のコメントは以下のとおり。

「怪我なく楽しく乗りたい」

吉村智洋騎手コメント
「(2年連続3回目の受賞・335勝)ホッとしています。上出来だと思います。去年は年初めから取ろうと思って、取りに行って取れたので、2年連続取らないと意味がないと思っていました。去年は精神的にもキツく、正直1年中、馬に乗っていて楽しいことがなかったです。(スマイルミーシャとのレースを振り返って)とてもいい馬ですし、負けたレースもありますが、それがあったことで学べることもありました。(クリノメガミエースでジャパンカップの参戦については)賛否両論ありましたが、挑戦しないと成功という結果もついてこない挑戦することの大事さを後輩にも見せられたと思います。あの場に行けたことも僕自身にとってもプラスでしたし、良い経験させていただいて感謝しかありません。(ご子息のJRA騎手デビューについては)嬉しいのは嬉しいのですが、親なので怪我もつきものですから、嬉しい反面不安も大きいです。怪我なく頑張って欲しいですね。(目標は?)目標を決めると去年みたいにしんどくなるので、今年は怪我なく楽しく乗れれば良いかなと思いっています」

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