米エヌビディア、中国ファーウェイを最大の競合企業と認定

Max A. Cherney Stephen Nellis

[22日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは21日遅くに米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、人工知能(AI)向け半導体を含むいくつかのカテゴリーにおいて、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を最大の競合企業として初めて認定した。

エヌビディアによると、ファーウェイは画像処理半導体(GPU)、中央演算処理装置(CPU)、ネットワーキング半導体などAI向け半導体の供給で競合している。ファーウェイはAIコンピューティングを向上させるために独自のハードウエアとソフトウエアを設計しているクラウドサービス企業とした。

エヌビディアのコメントは得られていない。

エヌビディアが指摘した他の競合企業にはインテル、アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)、ブロードコム、クアルコムのほか、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどクラウドコンピューティング企業大手数社も含まれている。

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