勉強30分で東大行く…だと? 東大生は中学時代の勉強時間「2時間以上」が半数超、「30分以下」の人も

現役東大生は中学時代にどのくらい家庭で勉強をしていた? ※画像はイメージです(koumaru/stock.adobe.com)

中学校には、中学受験を実施している中学校、高校受験に力を入れている中学校、部活動が盛んな中学校などさまざまですが、現役東大生のみなさんはどのくらい家庭で勉強をしていたのでしょうか。HUSTAR株式会社(東京都渋谷区)が運営する受験勉強に関するメディア『スタディチェーン』編集部が、現役東大生100人を対象に「中学時代の1日の勉強時間」について調査をしたところ、約3人に1人が「2時間~3時間」と回答したそうです。

調査は2024年2月にインターネットで実施されました。

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その結果、「中学時代の1日の勉強時間」は「2時間~3時間」(34%)が最多となりました。次いで、「1時間~2時間」(22%)、「3時間~」(18%)、「30分~1時間」(15%)と続きました。一方、「0~30分」と答えた人は21%でした。それぞれの結果についての同編集部からのコメントは以下の通りです。

中学時代の1日の勉強時間(提供画像)

【2時間~3時間】
「中学時代に2時間~3時間というと、かなり勉強している方だと言えます。塾に通っている人もこの辺から多くなりだします」

【1時間~2時間】
「1時間~2時間というと、課題に加えて自主学習を行っている人の勉強時間だと言えます。東大に中学時代に行きたかったという人では無いことが分かります。塾に通っていた人は、少数でした」

【3時間~】
「中学時代から、レベルの高い大学を目指してガンガン勉強を進めていた人は、このくらいの勉強時間になります。大手の塾、SAPIXなどに入り、学習を進めていたそうです。この時期から1日3時間以上の勉強をしていれば、どの大学も合格圏内に入ること間違いありません」

【30分~1時間】
「学校の宿題をやっていたら、1時間くらいならすぐに経ってしまいます。あまり勉強には力を入れておらず、部活に取り組んでいた人が多かったように思います」

【0~30分】
「東大生の多くは、幼少期から東大を意識して勉強をするようですが、ほとんど勉強していない人が結構いるのは意外でした。かなり地頭がよいと言え、天才に多いタイプです」

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