昨年12月に一過性脳虚血発作に見舞われたゼーマン監督がペスカーラの監督を辞任

[写真:Getty Images]

セリエC(イタリア3部)のペスカーラは22日、ズデネク・ゼーマン監督(76)が辞任したことを発表した。なお、後任には

辞任を発表したゼーマン監督は、公式サイトで以下のようにコメントした。

「このような時期に去ることになり、申し訳なく思っています が、個人的なことが重なり、このような選択をせざるを得なくなりました。昨年はあと一歩のところまで行ったし、今年は違う形で終わりたいと心から願っていた。私が選手たちを託すのは、有能で、これからもフットボールの歩みを続けていくことのできる人たちだ。人々のサポートがあれば、きっとうまくいくだろう。私たちの間には、長い時間をかけて築かれた愛情と友情の絆があり、またすぐに他の重要な瞬間に戻れることを願っています」

2023年2月に3度目のペスカーラ指揮官に就任したゼーマン監督。昨季5位でシーズンを終えたチームは、今季はここまで12勝5分け10敗の6位につけていた。

そんなゼーマン氏は、昨年12月に一過性脳虚血発作に見舞われ、しばらく監督業を休業。療養した後に監督業に復帰していたが、14日に再検査のために入院すると、医者から動脈を広げる手術を受るよう提案されていた。

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