マーク・ラファロ、『ハルク』単独映画の可能性を否定

マーク・ラファロは、ハルクを主役にした映画は高額な製作費がかかるため実現しないと考えているそうだ。2012年作『アベンジャーズ』に初登場して以降、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品数作でブルース・バナー/ハルク役を演じてきたマークは、単独映画を望んでいるものの、CGIに費用がかかるため無理だとしている。

マークはGQ誌に、こう話している。「『ハルク』単独映画をぜひやりたいと思うよ。でも実現するとは思えないんだ」「映画全体に登場するととても費用がかかるからね。だからハルクは少しずつ使われるんだよ。僕は費用がかかりすぎるんだ!」

一方で、マーベルがディズニープラスでの配信向けドラマに拡張したことに対しては「エキサイティング」と言うものの、マーベルが変わってしまうと感じているようだ。ロバート・ダウニー・Jrの「アイアンマン」やクリス・エヴァンスの「キャプテン・アメリカ」以降のマーベルについて語った際、「ストリーミングに向けた拡張は本当にエキサイティングだよ。でもマーベル映画は3年待たなければならないことで神秘的な雰囲気を醸し出していたんだ」「これらの修正は本当にポジティブなことかもしれない。でもこれまでと同じかということに関しては、分からないな」とマークは語る。

昨年11月に公開された『マーベルズ』の世界興行収入は、マーベル史上最低の2億600万ドル(約310億円)に留まっていた。

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