ドミノの材料は「竹」 放置竹林の間伐材で作製 倒れる速さ競い歓声、SDGs身近に

竹ドミノが倒れるのを見守る会員(京都府長岡京市・中央公民館)

 京都府長岡京市女性の会フェスティバルが、中央公民館で開かれた。会員ら約100人が参加し、消費や人権学習などの各部会が活動状況を紹介した。能登半島地震の被災地に送る義援金の募金活動もあった。

 市女性の会は、1972年に市連合婦人会として発足し、90年に改称した。フェスティバルは会員の交流の場として開いている。

 オープニングでは部会の「歌を楽しむ会」のメンバー15人が2曲を披露。式典の合間に、参加者は壁際に展示された13部会の活動成果を伝えるパネルに見入った。

 今回はSDGs(持続可能な開発目標)学習の一環として、市環境の都づくり会議代表の西村日出男さんを招き、西村さんが放置竹林の間伐材で作った竹ドミノでゲームを行った。

 会員たちは4チームに分かれ、65個の竹ドミノを並べて倒れる速さを競った。並べるのに一苦労しながらも、スムーズに倒れると両手を上げて喜んでいた。

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