第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に臨む明豊ナインが22日、県庁に佐藤樹一郎知事を訪ね、聖地での日本一奪取を誓った。
出場メンバーは選考中で、昨秋の九州大会に出た20人が出席。岩武茂代校長が「みな元気で明るい頑張り屋ばかり」と紹介し、佐藤知事が「昨秋は九州で準優勝。ぜひ頂点を目指して頑張ってほしい」と激励した。
山内真南斗主将(2年)が「高校生らしくきびきび、はつらつとしたプレーで、見てくれる人に何かを伝えたい」と決意を語った。
この後、川崎絢平監督と篠川拓也部長、山内主将が大分合同新聞社を訪れた。佐々木稔執行役員編集局副局長兼統合編集長らが激励し、センバツから導入する新基準バットの対応を聞いた。
川崎監督は「明らかに飛ばなくなり、安打性の当たりは2割減になりそう。しっかり守り、勝機を見いだす」と抱負。山内主将も「打球音が変わって慣れないが、コンパクトに強く振り抜くことを心がける」と語った。