福島県産水産物の魅力発信 23日から「ふくしま魅漁印(みりょうじるし)」展開 県と県内8メディアが協力

「ふくしま魅漁印」のロゴマーク

 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県産水産物への風評払拭に向け、県は23日、福島民報社など県内8メディアと協力した魅力体感・発信事業「ふくしま魅漁印(みりょうじるし)」を始める。会津若松市出身のモデル村上愛花(えりか)さんが県内の漁師らを訪ね、県産水産物を味わう様子を新聞やテレビ、ラジオで発信する。

 県が22日、発表した。「『ススメ 水産、福島産。』キャンペーン」の一環。いわき市漁協の久保木克洋さん、相馬双葉漁協の桑折亮佑さん(南相馬市)と伊藤正幸さん(相馬市)がヒラメやタコ、ノリのおいしさをPRする。村上さんがそれぞれを使った料理を堪能する。いわき市漁協の大山咲月さんと橋本花音さんも出演する。

 8メディアは福島民報社の他、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、エフエム福島、福島民友新聞社で、各社は特集広告やCMなどを展開する。

 テレビ放映される動画は県の特設サイト「ふくしま常磐ものナビ」でも閲覧できる。

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