軟式ボールで「野球しようぜ」 北上・ワガスポが寄贈

軟式ボールを贈る佐藤仁実社長(右)と長女満里愛さん=22日、北上市役所

 「大谷グラブ」活用にはボールも欲しいよね-。スポーツ用品や酒類販売を手がける北上市新穀町のワガスポ(佐藤仁実社長)は、北上、西和賀両市町の小学校全16校に軟式ボールを贈る。

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手(花巻東高)が贈るグラブが全国小学校に続々と届く中、ともにソフトボール経験者の佐藤社長(52)と長女満里愛(まりあ)さん(27)が22日、市役所を訪れ、平野憲教育長に寄贈の趣旨を伝えた。

 「みんなで使えるボールがあれば、大谷選手の『野球しようぜ!』という言葉通り、グラブを使って楽しめる」と佐藤社長。平野教育長は「野球やソフトボールの普及につながることを祈っている」と感謝した。

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