［ベルリン ２２日 ロイター］ - サッカーのスペイン１部、レアル・マドリードでプレーするＭＦトニ・クロース（３４）は２２日、今夏に母国で開催される欧州選手権に向け、引退していたドイツ代表に復帰すると発表した。
２０１０年に代表デビューを飾ったクロースは、１４年ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会で優勝。新型コロナウイルスの影響で２１年に延期された２０２０年欧州選手権（ユーロ２０２０）のベスト１６でイングランドに敗れた後、同年７月に代表引退を宣言していた。代表では通算１０６試合出場。
クロースはＳＮＳで「３月から再び代表でプレーするつもりだ」と復帰の意思を発表。その理由については「代表監督から求められ、私もそれを望んでいる。さらに、ユーロでは現時点で大半の人が考えている以上に可能性があると確信しているからだ」と説明した。
ドイツは３月にフランス、オランダと試合を行う。ドイツ開催のユーロは６月１４日に開幕し、７月１４日まで行われる。
