九州高校野球長崎県大会 3月23日に開幕! 1枠を懸け42チームが熱戦

第154回九州地区高校野球県大会の組み合わせ

 第154回九州地区高校野球長崎県大会の組み合わせ抽選会が22日、大村市中央公民館で行われ、出場42チームの対戦相手が決まった。3月23日から4月7日まで、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで熱戦を繰り広げ、優勝チームが九州大会(4月20~25日・佐賀)の出場権を得る。
 昨秋の県大会の成績を受けてシードされたのは優勝校の長崎日大、準Vの海星、4強の瓊浦、大崎、8強の大村工、九州文化学園、鎮西学院、対馬・上対馬・壱岐商の8チーム。3月18日開幕の選抜大会(甲子園)出場校は推薦枠で九州大会から登場するが、今年は長崎からの選出はなく、県内全チームで1枠の代表権獲得へしのぎを削る。
 優勝争いは上位シードが軸になるが、昨夏の甲子園出場校の創成館や昨季の投打の主力が残る長崎商など、ノーシードの実力校も多く、トーナメントの早い段階から混戦模様。今大会から反発力を抑えた新基準のバットへ完全移行することもあり、冬場の振り込みや筋力トレーニング、投手を中心にした守備力の差が如実に表れそうだ。
 第63回九州地区高校軟式野球県大会は2チームが出場。3月24日午前10時から、諫早市のスポーツパークいさはや第1野球場で長崎玉成-五島南・北松農の決勝を実施し、勝者が九州大会(4月21~24日・佐賀)に進む。

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