群馬県は22日、川場村の川場スキー場のレストラン「ティンバー」で食事をした東京都や前橋、高崎両市の10~40代の男女計19人が下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を訴え、一部の客と従業員からノロウイルスが検出されたと発表した。県は同店が原因の食中毒と断定し、24日まで3日間の営業停止処分とした。
県食品・生活衛生課によると、14、15の両日に同店を利用した2グループの24人中19人が発症。カレーやラーメン、唐揚げを食べ、15日午後5時ごろから症状が出始めた。他に県外の複数の利用者について居住地の保健所が調査を進めている。原因の食品は特定されていないが、共通していたのは同店の食事のみだった。