サッカー教室や訪問授業…皇后杯優勝のINAC神戸が市民と交流 24日に六アイでイベントも

(写真提供:INAC神戸レオネッサ)

女子サッカーのINAC神戸レオネッサが、WEリーグのウインターブレイク期間中に、ホームタウン活動に取り組み、市民やファン・サポーターとの交流を深めています。

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2月3日には、練習拠点の神戸市東灘区にある本住吉神社で行われた「節分祭」に、今年も参加したINAC神戸の選手たち。皇后杯優勝直後に、市民やファン・サポーターと直接交流する機会になったこともあり、FW高瀬愛実選手(※「高」=はしごだか)は、「たくさんの方々に皇后杯おめでとうと言ってもらえて幸せな気持ち。皇后杯優勝があったからこその今日の盛り上がりかなと感じているので、また街が明るくなるようないいニュースを届けられるように日々頑張りたい」と笑顔でコメントしていました。

2月10日にはWEリーグの理念推進活動「WE ACTION DAY」の活動として、INAC神戸サッカー教室が実施され、リーグ全体の「ALL WE ACTION DAY」にチームを代表して参加したGK山下杏也加選手を除く、全選手が参加。クラブによると、選手たちと小学生の子どもたちが、サッカーを楽しむとともに、グループワークでは女子プロサッカー選手を知ってもらう取り組みなども行われていたそうです。

さらに、2月14日と15日には、選手の学校訪問事業「絆の時間」を神戸市内の4つの小学校で開催。これは神戸市との事業で、平成28年度より毎年、市内の小学校に選手が訪問し、「友情の素晴らしさ」「仲間を尊重する気持ちの大切さ」などを子どもたちに伝える特別授業です。選手だけでなく、ジョルディ・フェロン監督も参加し、子どもたちと笑顔で交流を深めました。

参加したDF三宅史織選手は、「小学生の子たちが幼稚園生の子たちと触れ合うことができて、すごく楽しかった。いろんな子たちがサッカーに興味を持ってくれたらいいなという思いでやっていたので、その子たちがサッカーを始めたりINACの試合を見に来てくれればうれしい」と感想を述べれば、DF守屋都弥選手も「少しでもINACに興味を持ってもらって、一人でも多くスタジアムに来てくれたらうれしい」と話していました。

なお、2月24日(土)午後3時から、神戸・六甲アイランドの神戸ファッションプラザ3階サン広場で、「皇后杯優勝を祝う会・WEリーグ制覇へ向けた決起会」が行われます。第1部は皇后杯優勝を祝う会・WEリーグ制覇に向けた決起会、第2部は市民交流会として選手によるイベントが予定されています。観覧は無料、申込も不要となっています。

※ラジオ関西『カンピオーネ!レオネッサ!!』2024年2月12日・19日放送回より

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