新人演歌歌手の小山雄大、都内でデビューお披露目会を開催! 「お母さんに親孝行ができるように頑張っていきたい」と涙ながらに決意語る

4月にデビューする歌手の小山雄大が2月21日、東京・港区のライブレストラン青山でデビューお披露目会を開催した。

「-全国民の孫- 北の大地から現れた“マジックボイス”!」のキャッチコピーとともに、4月10日(水)発売の『道南恋しや』でデビューする小山雄大。北海道札幌市出身の20歳で、2歳のころテレビで流れる演歌を聴いたことをきっかけに歌を歌い始めて以降、数々の民謡大会に出場しては賞を総なめに。2016年に出場した「NHKのど自慢 チャンピオン大会2016」では氷川きよし『獅子』を歌い、グランドチャンピオンに輝いた。

小山は2018年に上京し、アルバイトをしながら作曲家の弦哲也に師事。現在は松前ひろ子が社長を務め、三山ひろしが所属するミイガンプロダクションに在籍し、4月にキングレコードよりデビューする。

作詞家・さわだすずこ、師匠・弦哲也、事務所社長・松前ひろ子が激励

この日のお披露目会は、緊張した面持ちの小山があいさつした後、デビュー曲『道南恋しや』を手がけた作詞家のさわだすずこと師匠であり作曲家の弦哲也がステージに登場。さわだが「彼はいつ会っても笑顔で一生懸命。この曲が皆さまの力を借りて大きく羽ばたけますように。頑張ろうね」と涙ながらに激励の言葉をかけると、隣で聞いていた小山も目に涙を浮かべた。

小山の恩師である弦は「かなり厳しく指導しましたが、飲み込みのいい男ではないです(笑)。でもいつも笑顔を作って頑張っています。おふくろさんが女手一つで育てた息子ですから、『泣き顔なんか見せられない、母ちゃんがいつもそばにいるんだから』と、いつも笑顔を作っていました。彼はジャガイモのような男なものですから、『じゃがー』と呼んでいます。『デビューしたらジャガイモじゃまずいだろう』ということで『ジャガー』というあだ名に変えました(笑)。小粒ですが、味のいいジャガイモです。歌の世界はどんなにタレント性があろうが、一人では生きていけない厳しい世界です。厳しく、厳しくご指導いただけたらと思います」とエールを送った。

事務所の先輩である三山からは「小山くん、本日はお披露目会おめでとうございます。デビューをしたら全ての歌手の先輩がライバルになるので三山ひろしもライバルです(笑)。感謝の気持ちを忘れずに頑張ってくださいね」というメッセージが送られた。

その後、ミイガンプロダクションの社長を務める松前ひろ子が登場し、「こんなに幸せな男はいないと、小山雄大を羨ましくも思います。自分の過去を振り返っても、このような素晴らしいご縁をいただけるなんて、夢のようです。腰椎すべり症の症状が一番苦しい時期に、弦先生から『民謡を歌える演歌歌手がいるけど』と紹介していただき、神様がくれたプレゼントかなと思いました。私のところに来てから小山はまだ6カ月、三山は3年間勉強しました。私から見たらまだ指導が足りてないかなと思うところがありますが、三山くんが連れて歩いて、一生懸命指導してくれました。私も恩返しのつもりで頑張りたいと思います。小山くんにも親孝行してほしい」と涙ぐみながら激励した。

それを受けて小山は「去年8月に初めて松前先生にお会いしました。『いきなり会ってオーディションというのは緊張すると思うから、その前にお食事をしましょう』と声をかけていただき、いろんなお話をさせていただいてからオーディションをさせていただきました。家族のような温かみに、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

「早くお母さんに恩返しや親孝行ができるように頑張っていきたい」

その後、小山はデビュー曲『道南恋しや』を伸びやかに歌唱し、カップリング曲『椿咲く島』の歌唱中には涙で声を詰まらせる場面があった。

小山は「 “母”という歌詞があるとぐっとくるものがあります。親には女手一つで育てていただいたので、たくさん苦労もかけましたし、たくさん我慢もさせてしまったと思います。早くお母さんに恩返しや親孝行ができるように、これから頑張っていきたいと思います」と涙ながらに語った。

また、小山は自身のルーツが「民謡と三味線」であることを明かし、三味線の師匠である木乃下真市がサプライズで登場。木乃下の三味線にあわせて民謡『道南口説き節』を歌唱し、続いて特技の三味線で木乃下とともに『津軽じょんから節』を披露した。

特技はマジックで、その腕前は「プロ並み」と評判の小山。お披露目会の途中にはマジックを披露するコーナーが設けられ、自ら客席を回り、自前のトランプカードを使って華麗な手さばきを披露し、会場を沸かせた。

その後の歌唱コーナーでは、小山はキングレコードの先輩・福田こうへい『母ちゃんの浜唄』を歌唱し、民謡で鍛えられた表現力を十分に披露した。

最後に小山は「三山先輩にはステージマナーやお客さまに対しての気配り、目配りを教えていただき、松前先生には人としての生き方を教えていただきました。その教えを胸に頑張っていきたい」と力強く語り、デビュー曲『道南恋しや』を再び熱唱してステージを締めくくった。

なお、この日は会場内で『道南恋しや』のミュージックビデオが放映された。地元・北海道で撮影され、小山の祖父母も出演したMVは、2月21日(水)18時からキングレコード公式YouTubeチャンネルで1コーラスのみ公開されているので、ぜひチェックしてほしい。

“民謡・演歌界期待の新星”小山雄大の今後の活躍に注目したい!

小山雄大『道南恋しや』Music Video(Short Ver.)

小山雄大『道南恋しや』

2024年4月10日(水)発売

品番:KICM-31134
価格:¥1,500(税込)

【収録曲】

1.道南恋しや(作詞:さわだすずこ/作曲:弦哲也/編曲:猪股義周)
2.椿咲く島(作詞:さわだすずこ/作曲:弦哲也/編曲:猪股義周)
3.道南恋しや(オリジナル・カラオケ)
4.道南恋しや(一般用・カラオケ)
5.椿咲く島(オリジナル・カラオケ)
6.椿咲く島(一般用・カラオケ)

商品ページ:
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICM-31134/

小山雄大 プロフィール

北海道札幌市出身。2003年3月5日生まれ。20歳。特技はマジックでかなりの腕前。
2歳のころから、テレビで流れる氷川きよしの曲を聴いて歌い始める。
4歳の時から本格的に民謡を習い始める。小学二年生からは三味線も弾き始める。
2009、2011、2015年には道南口説節全国大会幼年の部、少年一部、少年二部でそれぞれ優勝。
2012、2015年には全大阪みんようジュニアフェスティバル全国大会にて第二部、第三部で優勝するなど、さまざまな賞を受賞。
NHK「NHKのど自慢」、テレビ東京「カラオケバトル」、フジテレビ「ミライ☆モンスター」他テレビ番組の出演も増える中、2016年、「NHKのど自慢」チャンピオン大会において氷川きよしの『獅子』を歌いグランドチャンピオンに輝く。
2018年に上京し、作曲家・弦哲也氏の元でレッスンをスタート。
2024年にキングレコードより『道南恋しや』でデビュー。

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