テナントカンパニーとブレインコーポレーションが独占技術契約を締結、ロボット床清掃のイノベーションと普及を加速

  • テナントはブレインコープに出資することで、次世代のAI活用ロボット清掃技術を促進し、顧客の投資利益率を高め、自律走行搬送ロボット(AMR)の収益成長を加速します。
  • 関係拡大により、テナントの営業とサービスが主導し、ブレインコープの分析・洞察が後押しする差別化された顧客サポート・エコシステムを構築します。

ミネアポリス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --世界の清掃方法を再創造するソリューションの設計・製造・マーケティングで世界をリードするテナントカンパニー(NYSE: TNC)と、ロボット工学と人工知能(「AI」)で変革的ソリューションを創造する自律型技術のリーディングカンパニーであるブレインコープは共同で、床清掃業界における次世代ロボットの開発と普及を加速するための独占技術契約を発表しました。この画期的な合意は、歴史的に成功を収めてきた両社のパートナーシップを基礎とし、イノベーションの加速を目指すものです。テナントとブレインコープはその関係に補完的な強みを持ち寄ることで、卓越した顧客サポートのエコシステムを構築します。テナントは150年以上にわたって業界をリードする清掃機器を製造してきた歴史があり、直接販売とサービスを幅広くカバーしています。ブレインコープは、業界をリードするAI活用AMR清掃技術を提供しており、現場ではBrainを搭載した6500台以上のテナントの清掃ロボットが稼働しています。私たちは、ブレインコープの次世代のAI活用自律ナビゲーション技術によって駆動されるテナントの専用ロボット装置が顧客の投資収益率を改善し、より多くの顧客がロボット清掃に投資できるようになると期待しています。

「テナントは、労働力不足やコスト圧力などの重要な経営課題に対処するための機器の技術革新とアフターマーケット・サポートにおいて、顧客からの変わらぬ信頼を得てきました」と、テナントカンパニーの社長兼CEOのデイブ・フムルは述べています。「ブレインコープとのパートナーシップは、すでにこの急成長分野における業界をリードする自律型機器のポートフォリオを生み出しています。私たちは、既存のパートナーシップを拡大し、ロボット清掃への移行を劇的に加速させ、新しい市場分野で採用を促進できることをうれしく思います。清掃インテリジェンスと自動化を組み合わせることで、AI活用ロボット技術が私たちの業界にもたらす創造的破壊をリードする態勢が整っています」

テナントは2024年第2四半期に、当社初の自律走行搬送ロボット(AMR)である新型X4 ROVRを発売します。X4 ROVRは機動性が高く、狭いスペースでの操作に特化して設計されており、床ケア用途のテナント製マシンにのみ搭載される、ブレインコープの次世代ナビゲーション・ソフトウェアとハードウェア・スイートによって駆動されます。コンパクトなサイズ、障害物検知能力の向上、機動性の強化により、アシスト回数が減り、顧客の投資収益率が一段と向上します。X4 ROVRは、これまでロボット技術との関わりのなかった顧客に新たな体験を提供することで、ロボット清掃の普及を促進すると期待されています。X4 ROVRは今後予定している多くのAMR清掃製品の第一弾で、ブレインコープの次世代技術を搭載しており、テナントの機器でのみ使用できるものです。今回の契約によるパートナーシップは、より多くの清掃アプリケーションをカバーするロボット床清掃ソリューションのポートフォリオの構築を加速し、顧客の投資収益率の向上による採用の促進を目指すものです。

テナントとブレインコープは、パートナーシップに補完的な強みをもたらすことで、ロボット清掃の採用を加速させる態勢を整えています。テナントには、150年以上にわたる卓越した清掃機器の製造の歴史、強力な市場参入戦略、差別化された顧客サポートのエコシステムがあります。ブレインコープは、業界をリードするAI活用AMR清掃技術を提供しており、現場ではBrainOSを搭載した6500台以上のテナント清掃ロボットが活躍しています。

今回の契約により、テナントはX4 ROVRを皮切りに、機器と自律型サービスをテナントが販売する単一のソリューションとしてバンドルしたオールインワンAMRソリューションの提供を開始します。この新しいアプローチにより顧客の購入体験が簡素化され、テナントは今後、自律型サービスの経常収益から利益を得ることになります。

「今回のパートナーシップは、生産性と効率を向上させ、人員不足と圧倒的な需要に直面している清掃業務チームに不可欠なサポートを提供するという、共通の目的によって推進されている両社の連携をさらに強化するものです」と、ブレインコープのCEOであるデービッド・ピンは述べています。「ブレインコープは、ロボットの支援によって人々の生活がより安全で容易になり、生産的の高い充実したものになる世界を思い描いています。このパートナーシップの拡大が、このことを現実のものとすると信じています」

「革新と顧客志向はテナントのアイデンティティの重要な部分です」と、フムルは述べています。「今回のパートナーシップは、イノベーションに対する当社の取り組みと、清掃機器に適用されるAIと自動化のパイオニアとしてのブレインコープの地位を増幅するものです。私たちは、現在当社のAMR機器を使用している顧客や、それぞれのビジネスに活用できるAMRソリューションを待ち望んでいる顧客に、真のビジネス価値を提供する次世代ロボット床清掃ソリューションの可能性を最大限に引き出すことができることに大きな喜びを感じています」

この契約により、テナントはブレインコープに3200万ドルを出資し、テナントカンパニーの上級副社長兼最高財務責任者であるフェイ・ウェストがブレインコープの取締役会に加わります。

テナントについて

1870年に設立され、ミネソタ州エデン・プレイリーに本社を置くテナントカンパニー(NYSE: TNC)は、より清潔・安全で健康な世界の創造を支援するソリューションの設計、製造、マーケティングにおける世界的リーダーです。その革新的な製品には、産業、商業、屋外環境における表面メンテナンス用機器、洗剤不使用の他の持続可能な清掃技術、清掃ツールや消耗品などがあります。テナントのグローバル・フィールド・サービス・ネットワークは業界で最も広範囲にわたります。テナントカンパニーの2023年の売上高は12.4億ドル、従業員数は約4457人です。テナントは世界中に製造拠点を持ち、15か国では直接製品を販売し、100か国以上で代理店を通じて販売しています。詳細については、www.tennantco.comおよびwww.ipcworldwide.comをご覧ください。

ブレインコープについて

ブレインコープは、商業用公共スペースで作業する最も多くの自律走行搬送ロボット(AMR)を稼働させているロボットAIソフトウェアの世界的リーダーです。グローバルなOEMパートナーは、同社のクラウド接続プラットフォームBrainOSを使用して、スケーラブルな自動運転ロボットを実現し、エンドカスタマーが床清掃や環境データの検知に使用することで、手作業を自動化されたワークフローに変えています。フォーチュン500に名を連ねるさまざまな業種のブランドは、BrainOSを搭載するロボットの増加するポートフォリオと、自動化の管理・拡張を容易にする当社の業界をリードするプライバシー・安全性・効率性ツールから利益を得ています。ブレインコープは現在30,000台以上のAMRを稼働させており、この種のロボットとしては世界最大規模になります。

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