本命はシャビ・アロンソだが…リバプールのクロップ後継者探し、スポルティングCP指揮官が第2候補か

スポルティングCPを率いるアモリム監督。[写真:Getty Images]

リバプールの新監督候補にスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)が浮上している。

2015年10月に指揮を託されてからというもの、プレミアリーグにチャンピオンズリーグ(CL)と複数のタイトルに導き、今季は2度目のリーグ制覇に突き進むクロップ監督だが、今年1月下旬に今季限りでの退任を表明。ドイツ人指揮官の後継ぎが誰になるのかが注目どころとなっている。

そんな候補の筆頭に挙がるのは今季のレバークーゼンで公式戦32戦負け知らずな上、ブンデスリーガでもバイエルンを抑えて首位を走るシャビ・アロンソ監督。だが、こちらはバイエルンがトーマス・トゥヘル監督と今季で袂を分つとなってから、関心が取り沙汰され、争奪戦の様相だ。

となると、リバプールが用意する次の手が注目どころだが、イギリス『インデペンデント』によると、スポルティングCPの指揮官が候補に挙がっているという。以前から候補の1人に挙がるブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督よりも有力な選択肢だそうだ。

39歳の青年指揮官であるアモリム氏は2017年に32歳でスパイクを脱いでから、カーザ・ピアで監督キャリアを開始。ブラガを挟み、2020年3月からスポルティングCPを率いると、指揮2年目のリーグ戦で19年ぶりの優勝に導いた。

今季のスポルティングCPでも2度目のリーグ制覇をベンフィカと争い、最近ではマンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が解任時の後任に浮かぶなど、主要クラブから人気を博す。あくまでシャビ・アロンソ監督が第1候補のリバプールだが、アモリム氏にも目を光らすようだ。

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