マカオ特別行政区のセナド広場を見学する観光客。（2023年8月28日撮影、マカオ＝新華社記者/張金加）
【新華社マカオ2月23日】中国マカオ特別行政区統計調査局は22日、2023年にマカオを訪れた観光客の消費総額（カジノ関連を除く）が前年比約4倍（19年比11.2％増）の712億5千万パタカ（1パタカ＝約19円）だったと発表した。観光客が5倍近く増えたことが寄与した。
宿泊客の消費額は4倍の601億8千万パタカ、日帰り客は3.4倍の110億7千万パタカだった。1人当たりの消費額は20.8％減（同55.3％増）の2525パタカで、うち内地、香港特別行政区、台湾地区からの観光客では19年比でそれぞれ66.6％、21.6％、55.5％増えた。
23年第4四半期（10～12月）の観光客の消費総額は191億9千万パタカで、前年同期比4倍（同18.1％増）となった。宿泊客の消費額は4倍の163億9千万パタカ、日帰り客は3.9倍の27億9千万パタカ。1人当たりの消費額は35.9％減（同31.2％増）の2316パタカだった。
