香港のビクトリア湾。(資料写真、香港=新華社記者/陳鐸)
【新華社北京2月23日】中国香港特別行政区統計処は22日、1月の総合消費者物価指数(総合CPI)が前年同月比1.7%上昇し、前月の上昇率(2.4%)からやや縮小したと発表した。
特区政府の一時的な救済措置の影響を除いた上昇率(基本インフレ率)は0.8%と前月の1.4%を下回った。2023年の春節(旧正月)が1月にあり、比較対象の数値、特に食品価格が高かったことが主に影響した。
項目別では、たばこ・酒類(19.5%)、衣類・履物(3.5%)、外食・デリバリー(3.1%)、住宅(2.9%)、各種サービス(2.2%)、各種雑貨(1.9%)、交通(1.8%)でそれぞれ上昇した。
一方、電力・ガス・水道(7.6%)、食品(2.3%)、耐久消費財(1.4%)は低下した。