女子日本代表 5大会連続のメダル確定 “黄金世代”3人でルーマニアに勝利<世界卓球2024>

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

22日、世界卓球選手権釜山大会の女子団体決勝トーナメント準々決勝が行われ、日本代表とルーマニア代表が対戦し、日本代表が3-0で勝利し準決勝に駒を進めた。

この結果、女子日本代表は5大会連続でメダル獲得となった。

試合後、女子日本代表の渡辺武弘監督が報道陣の質問に答えた。

女子日本代表・渡辺武弘監督 試合後コメント

写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部

張本(美和)ではなく伊藤美誠を起用した狙いは

伊藤の調子がよかったのと、元々ルーマニアのメンバーには強かったので出て欲しいなと思って(起用した)。

かなり競り合った状況だったが

ちょっとひやっとしました。でも、最後は勝つだろうと思ってましたね。

2番の早田については

もともとエリザベタ・サマラが来ると思い込んでたんですけど、意外にもあんまり今回試合出てないアンドレア・ドラゴマンを起用してきたのでちょっと驚きました。

1ゲーム目を落としたんですけど、第2ゲームからうまく戦術変えて対応したので良かったですね。

3番平野の調子が良かった

だんだん体がほぐれてきてるんですよね。だから、すごくスイングが速くなってきていました。

まだ3番で1点だけなんで、集中しやすいのかもしれないですね。(2点起用によって)余計な神経も使うので、いいところを出やすかったんだと思います。

準決勝について

私が監督になってから中国香港は1回もチームとして対戦したことないんです。

今日もチャイニーズタイペイとの試合を見ていて、すごく調子上げてたあげていたので本当に全力でいかなきゃいけないと思っています。

個々の選手の調子もよい

そうですね。1試合も負けてないですし。

メダル確定に関しては

監督としてはオリンピック代表だった時の方がちょっと嬉しかったですね(笑)。

もうここまで来たら絶対決勝まで行きたいっていうのはあります。明日絶対勝って、決勝で中国に挑みたいと思ってます。

写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

世界卓球2024 女子団体決勝トーナメント

準々決勝 日本 3-0 ルーマニア

〇伊藤美誠(スターツ)3-2 ベルナデッテ・スッチ
9-11/11-5/11-7/6-11/11-9

〇早田ひな(日本生命)3-1 アンドレア・ドラゴマン
8-11/11-4/11-4/11-5

平野美宇(木下グループ)3-0 エリザベタ・サマラ
11-7/11-7/11-6

早田ひな(日本生命)- ベルナデッテ・スッチ
伊藤美誠(スターツ)- アンドレア・ドラゴマン

文:ラリーズ編集部

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