着替え袋など「布袋」製作を代行 共働き世帯を応援【長野・安曇野市】

4月の入園・入学などで用意する物の一つが、「着替え袋」など布製の袋です。
親の負担を減らそうと、安曇野市の店が代わりに手作りするサービスを始めました。

洋服から…ティッシュケースなどの小物まで全てが手作り!安曇野市で洋服のオーダーメイドなどを手がける「エイトクロース」です。
ただ、きょう仕上げたのは…  洋服ではありません。

■エイトクロース・小池真樹代表(36)
「これは入園・入学グッズの袋になります着替え袋とか」

入園や入学を控える子どもを持つ家庭は、この布の袋を用意しなければなりません。着替え袋に、上履き入れ、弁当箱を入れる袋など大きさも様々。共働き世帯だと時間をみつけて手作りするのも一苦労です。
そこで!代わりに製作するサービスを先月から始めました。

■エイトクロース・小池真樹代表
「両親とも忙しい方が多い。自分たちに何ができるかと考えたところで製作の代行をもう少しよりいいデザインで提案しながら出来る」

「こんにちは」
「柄が大きくてもかわいいかなと思ってポケットこっちにしてもかわいいかなと思った」
生地や色、デザインなどを一緒に考え、オリジナルの袋を仕上げます。

「かわいいよね。これ何?知ってる?」

こちらの夫婦は、2歳の長男が保育園で使う図書袋と着替え袋を依頼しました。

■布袋の製作を依頼(安曇野市から)
「用意する物がすごく多くて保育園って。いくつかは作ったんですけど作りきれなくなっちゃって働きながらだと。それで今回お願いした」

料金はコップ袋が1000円から図書袋が3000円からなど。市販の物ではなく、手作りの物を持たせてあげたいという要望に応えます。

■エイトクロース・小池真樹代表
「作れないから諦めるのではなくて、うちに代行で依頼してもらったりして可能にしていくお手伝いが出来ればいいかなと思う」

来月中旬まで注文を受け付けていて、来月12日には作り方などを教える洋裁教室を開催します。

© 長野朝日放送株式会社