おもてなし遍路ウォーク「歩いてみるとその魅力もよく分かる」四国遍路の世界遺産登録へ香川県知事も参加

世界遺産登録を目指す四国遍路を守るための取り組みです。遍路道約1200キロを歩いて点検しながら、歴史と文化を学ぶイベントが行われました。

さぬき市役所を出て、遍路道へ向かいます。池田知事らも参加して行われた「おもてなし遍路道ウォーク」です。約1200キロにわたる遍路道を、10キロごとの区間に分け歩いて状態を点検しながら、1250年続く四国遍路の歴史も学びます。

(池田豊人 香川県知事)
「遍路道とお寺、両方を守るということが世界遺産の一番の目的ですから」

四国遍路の世界遺産登録に向け、機運を高めようと毎年行われているもので、今年は四国4県で約9000人が参加。86番札所の志度寺では、昔ながらの「お接待」を受け、遍路文化を体感しました。

(遍路とおもてなしのネットワーク 半井真司 理事長)
「歩いてみると、その魅力もよく分かりますし、これはやはり後世に残していかなければならないものだという認識が高まっているのではないかと思いますね」

四国遍路が持つ歴史と文化を後世につなぐために世界遺産登録を目指す、様々な取り組みが続けられます。

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