松本市で、建築物と現代アートを楽しむ「マツモト建築芸術祭」が始まりました。アーティストの藤井フミヤさんの作品も展示されています。
ガラスのボトルに入っているのは、たっぷりの蜂蜜。光に照らされ、濃いオレンジ色をおびています。
こちらは、天井から吊るされたカラフルな紙製の筒。迫力があります。
■岐阜から
「色がきれいで素敵だった。面白い来てよかった」
■栃木から
「見ていく中で面白いものとか印象に残るものが多くて来て良かった」
23日始まった建築物と現代アートを楽しむ「マツモト建築芸術祭」。来年度に取り壊しが予定されている旧松本市立博物館をメイン会場に、市内3カ所で開かれています。
今年は、国内外で活躍する17組が参加しました。
■記者
「アーティストの藤井フミヤさんの作品も展示されています」
藤井フミヤさんは、日本各地の美術館で作品を展示しています。アクリルプレートを使ったデジタル作品の数々が並びます。
■岐阜から
「藤井フミヤさんのファンで作品があると知り楽しみに来た。アクリルを使った作品は4枚くらい重ねて見方によっては全然違って見えたのですごいこんな風に出来るんだと思って感動した」
こちらの樹脂製の風船は、作家の板坂諭さんの作品です。
■板坂諭さん
「膨らんで浮き上がっていずれは沈んでしまうところが人のような流れに見えてくるので人と見立てて風船を彫刻にして残しておこうと、永遠の命を得たような安心感があるというのがぼくの風船に込めた思い」
「マツモト建築芸術祭」は、来月24日まで開催しています。