匠の技光る 千葉県指定伝統的工芸品展/イオンモール幕張新都心で開催

匠の技光る 千葉県指定伝統的工芸品展/イオンモール幕張新都心で開催

 千葉県の風土の中で育まれてきた伝統ある工芸品を集めた展示会が、2月23日から千葉市の商業施設で始まりました。

 千葉市美浜区の商業施設で23日から3日間の日程で始まった「千葉県指定伝統的工芸品展」。匠の技が光る工芸品を間近で見てその魅力を知ってもらおうと、県が開催したものです。

 会場では、ひときわ目を引く「行徳神輿」や、日本三大うちわの一つにもなっている「房州うちわ」、それに2023年に県指定となった山武市・三浦勝巳さん製作の日本産榧囲碁盤と将棋盤、長南町の大谷智明さん製作の指物家具など20の伝統的工芸品が展示され、中には販売しているものもあります。

 また実演コーナーでは熟練の職人たちの細やかな手さばきを見ながら本人から解説を聞くこともでき、贅沢な展示会となっています。

 県観光企画課 安部康弘課長
「(県民に)千葉県にこういう歴史あるものや、素晴らしいものがあることを知ってもらい、ぜひ伝統的工芸品を手に取ってもらいたい」

 県指定伝統的工芸品展は25日まで、イオンモール幕張新都心で開かれています。

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