千葉県の市町村は新年度当初予算案に子育て支援策や地域活性化策などそれぞれ独自の取り組みを盛り込んでいます。
習志野市は「隠れ教育費」として見えない家計負担となっている学習教材の一部を市で購入することにします。
市立小中学校に通う児童生徒の保護者がこれまで購入していた学習教材のうち、粘土板や彫刻刀など共用可能なものを学校の運営費で購入し、保護者の負担軽減を図るとしています。
鎌ケ谷市は、小学1年生の学校給食費を無償化します。
1月1日時点の県のまとめによりますと、県内では市川市や八街市、銚子市や鋸南町など20の市と町が学年を問わず、市立・町立学校のすべての児童・生徒を対象に学校給食費を無償化しています。
東金市は西口にしか改札がなかったJR東金駅に東口改札と線路をまたぐ跨線橋を整備するため、設計費にかかる負担金を予算計上しました。
一方、富津市は農作物への被害が深刻化している、サルへの対策として、サルに取り付けるGPSのシステム導入費用を計上していて、群れの行動を管理し効果的な捕獲に繋げたいとしています。