プラス・マイナスが解散 岩橋SNSに吉本「不適切」と判断 相方・兼光「寝耳に水」いきなりピンに

お笑いコンビ「プラス・マイナス」の兼光タカシ(45)が23日、コンビの解散を自身のX(旧ツイッター)で報告した。「【ご報告】2024年2月21日をもちまして、プラス・マイナスを解散する事になりました」と題してコメントを掲載した。

兼光は「あまりにも急で驚かれてる方も多いと思いますが、僕も寝耳に水といった感じです」と自身も困惑していることを伝えた。その上で「21年間プラス・マイナスを支えて頂き、本当にありがとうございました。ライブを楽しみにしていた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」とし、「これからは吉本で兼光タカシとしてピンで活動させて頂きます」と今後についても報告した。

兼光の相方だった岩橋良昌は今年に入り、複数の芸能人の名前を挙げての“過激投稿”や、関係者から受けたパワハラ被害を訴える投稿を繰り返していた。21日には自身のXで「吉本、芸人辞めます お疲れ様でした。」と引退宣言も行っていた。

所属する吉本興業は22日に「2月22日(木)をもって、プラス・マイナス岩橋良昌(いわはし・よしまさ)とのマネジメント契約を解消しましたのでご報告いたします」と発表。「岩橋はX(旧Twitter)等のSNSにおいて、関係者の名誉を毀損する不適切な投稿行為や配信」があったとし、「面談いたしましたが、その直後に当社からの注意、要請に反する投稿を行うに至ったことから、これ以上のマネジメント契約の維持は困難と判断」したと説明した。

「プラス・マイナス」は2003年6月に結成し、昨年に結成20周年を迎えたお笑いコンビ。23年には「上方漫才大賞」を受賞し、今月21日には結成16年以上が対象となるお笑い賞レース「THE SECOND」の本戦トーナメントにも選出されていた実力者だった。

(よろず~ニュース編集部)

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