仙台フォーラス休業まで1週間 39年の感謝の気持ち込めたイベント始まる

仙台フォーラスでは2月末、39年の歴史にいったん幕を閉じます。23日からの3連休、休業前に感謝の気持ちを込めてイベントが始まりました。

仙台フォーラスは1984年、多くのテナントが入居するファッションビルとして開業。若者を中心に親しまれてきましたが2月末をもってビルの点検整備のため長期休業に入ります。

休業まで1週間となる23日からの3連休、39年間の感謝を込めてフォーラス地下1階の通称「ラスチカ」で東北各地からクラフトビールを集めたイベント「ラスチカ39ビアフェス」が開かれています。

会場は1時間ごとに乾杯のコールが響き渡り、クラフトビールを楽しむ人たちでにぎわい、訪れた人は仙台フォーラスの思い出を語っていました。

訪れた人(47歳・丸森町出身)「若いころから色々買い物に来ていたのでさみしいですね」

訪れた人(37歳・岩手県出身)「フォーラスは一つのブランドというか若いころに岩手から買い物に来た」

訪れた人(40歳・福島県出身)「高校生の時よく来ていました。服を買ったり雑貨を買ったり。夢が詰まっている感じでした」

イベントの実行委員会上野舞さん「どんな形になっても、これからも地元で皆さまに愛されてその皆さんの時代の1ページを飾るような場所になったらいいなと思います」

クラフトビールのイベントは24日まで。

24日、25日は1階入り口付近で音楽イベントも開かれます。

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