将棋連盟棋士会が義援金 能登半島地震の被災者に

 日本将棋連盟棋士会は23日、第49期棋王戦コナミグループ杯(協賛社・大塚製薬)5番勝負第2局を前に金沢市で開かれた「金沢対局の集い」で、能登半島地震の被災者への義援金約87万円を寄付した。棋王戦を特別協賛するコナミグループも1千万円を寄付した。

 義援金は、11日に北陸出身の棋士らで実施した復興支援オンラインチャリティーイベントの収益金が充てられた。日本将棋連盟の羽生善治会長とコナミグループの東尾公彦社長が、北國新聞社の砂塚隆広社長に目録を手渡した。同社を通じ石川県災害対策本部に届けられる。

 棋王戦第2局(藤井聡太棋王―伊藤匠七段)は24日に金沢市で指される。

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