「今日は本当に鳥肌が立ったよ」浦和の新加入MFグスタフソンがJ開幕戦の雰囲気に驚き!「埼玉スタジアムでプレーするのが楽しみ」

浦和レッズは2月23日、J1第1節でサンフレッチェ広島と敵地で対戦し、0-2で敗戦。開幕白星スタートとはならなかった。

敗れはしたものの、中盤で上々のパフォーマンスを披露していたのが、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンだ。

今季、母国スウェーデンのヘッケンから完全移籍で加入した29歳は、この試合がJリーグデビュー戦に。アンカーの位置で先発すると、落ち着いたボール捌きで攻撃の起点となり、華麗なワンタッチパスで相手のプレスをひらりとかわすなど、随所で上手さを見せつけた。

グスタフソンは、相手に押し込まれる展開が続き、1点が遠いまま敗れた一戦を振り返り、チームメイトとの連係についてこう語った。

【PHOTO】華やかなダンスパフォ! Jクラブチアが国立に大集合!(Part1)
「ここに来てから、基本的には僕は仲間たちとの関係性を深めようとしてきた。でもチームとの連係はさらに良くする必要がある。そしてお互いをもっとよく知る必要があるなという印象だよ」

次節は3月3日に行なわれ、ホームの埼玉スタジアム2002で東京ヴェルディと対戦する。「練習場に戻って、私たちが毎週行なっているプロセスを継続して、日々の練習、仕事をすれば勝利に繋がると信じている」と意気込んだグスタフソンは最後に、「今日は本当に鳥肌が立ったよ。ファンの皆さんの声援を聞いてね。次、埼玉スタジアムでプレーするのが本当に楽しみだよ」と驚いた様子で、笑顔で会場を去っていった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社