義妹「推しのライブに行くから、娘預かって!」私「お断りします」→ 当日の朝、玄関前に娘だけを残し!?

「推し」がいると、毎日の生活にハリが出るなど、良いこともたくさんあるのですが……。今回紹介するのは、友人のK奈から聞いた、推しに入れ込みすぎて大切なことを見失ってしまった女性のエピソードです。

シンママの義妹が韓国アイドルにハマった結果……

これは我が家と義実家の間で、実際に起こった出来事です。

義実家には、5歳の娘を連れて出戻ったシングルマザーの義妹が義父母と共に住んでいました。

実家に出戻った時には子煩悩だった義妹が、いつからか韓国アイドルにハマり、コンサートのために泊まりで遠征するように。
家にいる時も動画ばかり見て、義父母に娘の面倒を見させていたそうです。

ある日、義父母に「もう面倒見きれない」と言われた義妹が、私に「3日間娘を預かってほしい」と言ってきました。

もちろん断りましたが、当日の朝インターホンが鳴り、玄関ドアを開けると義妹の娘が一人で立っていました。
義妹が連れてきて、娘だけ残して去っていったのです。

(可哀想だけど、ここで預かったらずっと預からないといけなくなるよね……)
私は考えた末、義実家に連絡することに。

電話に出た義母に事情を話し、「誰も迎えに来ないのであれば児童相談所に連絡するしかない」と告げると、慌てて迎えに来ました。
「もうあの子(義妹)には母親は無理かもしれない……」と呟いた義母は、明らかに憔悴していました。

趣味を優先した義妹の末路は……

その後も義妹の外泊や育児放棄は続き、義妹の心が娘にないことは明らかでした。

結局、義父母が義妹の元夫と話をして、元夫が娘を引き取ることに。
親権も義妹から元夫に変更したと、のちに義母から聞かされました。

一人になった義妹はアルバイト代を全て韓国アイドルにつぎ込み、生活費も全く義父母に渡さないので、愛想を尽かした義父母から追い出される羽目になってしまったのです。

今は、アイドルのポスターやグッズが溢れたアパートで一人暮らしをしていると、他の親族から聞きました。

最後に

趣味に没頭するのも良いですが、大事なものを見失ってしまっては、本末転倒です。優先順位を間違えないようにしたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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